アトピー性皮膚炎のご相談は美容皮膚科・皮膚科「くめ皮ふ科クリニック」
left
space
アトピー性皮膚炎
HOME > 一般皮膚科 > アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は遺伝的要因にさまざまな外因(食物、ダニ、ハウスダストなどの住環境、花粉、ストレスなど)が加わって発症すると考えられています。
このように原因は複雑で非常に多因子の疾患であるということを理解することが重要です。
残念ながら決定的な治療法がなく、子供のみならず成人例も増えてきて社会的な問題となっているわけです。

アトピー性皮膚炎の一般的な治療方針について述べてみます。

悪影響のある外因はとりのぞく

  • これは容易ではないのですが、食べると湿疹が悪くなるような食材を使わないようにするとか、ダニ、ほこりアレルギーの場合では掃除をこまめにするとか、ぐっすり眠ってストレスを溜めないなどとても大切なことです。
    しかし、アトピー性皮膚炎の外因は複数ですし、すべてをゼロにすることはほとんど不可能です。ですから、完璧にしようとあまりに神経質になりすぎないことも大切です。
    外因を確かめる検査には血液検査やパッチテストなどがあります。

適切な薬を使って現在の湿疹をしずめる

  • アトピーの皮疹はほとんどが自分でひっかいてつくってしまったものです(とくに入浴時や夜間はかゆくなります)。
    ですから、湿疹をひどくしないためにはステロイドや非ステロイドの塗り薬だけでなく、かゆみ止めの飲み薬も特に重要です。
  • また非ステロイドの軟膏なら安全と思っている患者さんも多くみられますが、なかにはたっぷり塗りすぎて逆にかぶれを起こして相当悪化してから来院するケースも多くみられます。
    飲み薬を継続することによって長い目で見れば、ステロイドの外用剤をかなり節約できることが分かっています。

敏感肌を健康に保つ(スキンケア)

  • アトピーの患者さんは一版に“肌が弱い”といわれます。
    これは皮膚の水分量が少ないためです。しかも乾燥肌はかゆいのです。お風呂でゴシゴシ擦るのはもってのほかです。
    石鹸は弱酸性のマイルドなものが良いでしょう。入浴の後は保湿クリームを塗って潤いを保ちましょう。
    内科的な病気に急性と慢性があるように、皮膚炎もその経過の長さから急性と慢性に分けられます。
  • アトピーは慢性の皮膚炎の仲間ですから、薬で良くはなりますが、“治る”までの道のりは長いのです。それまで上記の内容を念頭においてお薬とうまく付き合っていかなければならないのですが、日々の治療の目標として、“ほぼ支障なく日常生活がすごせる”ということだけを考えてください。
    どんな病気もそのために治療しているわけですから。かゆくて仕事や勉強が手につかない、夜も眠れない、というのは治療が不十分もしくは適切でないということになります。
  • ステロイド外用剤には強いものからマイルドなものまでいくつか段階があり、熟練した皮膚科専門医の処方によっては安全な薬です。
    アトピーには1〜2回でなおるような特効薬が無いため、本人と家族の根気が必要で、くじけそうになり民間療法に頼る人もいます。
    頭からステロイドを危ないと決めつけたり、またあまりに高価な治療法に走るのは避けるべきでしょう。健康保険できちんとした治療が受けられるのですから、アトピー商法の犠牲にならないように気をつけて下さい。

アトピー性皮膚炎症例

  アトピー性皮膚炎の症例  
アトピー性皮膚炎にカポジ水痘様発疹症を合併
kume derma clinic