ヘルペスウィルスによる眼疾患は 大阪府堺市の眼科 「皮ふ科 眼科 くめクリニック」
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ヘルペスウィルスによる眼疾患は 堺市の眼科 「皮ふ科 眼科 くめクリニック」
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ヘルペスウィルスとは

ヘルペス(herpes)とは、「疱疹」という意味で、単純ヘルペスウィルスや水痘帯状ヘルペスウィルスなど8種類が存在しています。

ヘルペスウィルスは感染力があり、日本人の半数以上が感染しているといわれています。その多くは幼い頃に水ぼうそうなどにかかり、ウィルスが今も体内に潜伏している人たちです。
ヘルペスウィルスは一度かかると神経節に潜り込み、一生いなくなることはありません。再発性があり、ストレスなどで免疫が落ちると顔や口の周りに症状が現れて、目に出れば眼疾患の原因となります。

角膜ヘルペス

角膜ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスが原因で起こる目の病気です。
角膜とは黒目の部分で、横から見るとふくらみがあり、外からの光を屈折して目の奥へと届ける役割があります。角膜ヘルペスには種類があり、黒目部分の表面部分の感染であれば「上皮型」、黒目部分が濁る「実質型」の2つがあります。

涙が出たり、充血や目の中がコロコロするなど、症状に強い痛みはありません。


眼部帯状疱疹

眼部帯状疱疹は、水痘帯状ヘルペスウィルスが原因の顔に出る疱疹です。
顔には三叉神経があり、目、上あご、下あごへと伸びています。眼部帯状疱疹は、そのうちの目に伸びる三叉神経で起こったものです。

通常の帯状疱疹と同様に、額やまぶたなどに違和感があった後、赤みと腫れ、水ぶくれ、強い痛みが出ます。神経は目にもつながっているので、皮膚に症状が出てから数日後に目にも症状が現れます。角膜炎、結膜炎、ぶどう膜炎などを引き起こし、最悪の場合失明につながるので早めの治療が大切です。
三叉神経は左右一対で分かれているので、反対側にまで症状が広がらないのが特徴です。

免疫力が衰えた50代以降の人に多く現れ、眼科と皮膚科のもとで治療を行います。治っても後遺症が残りやいので、皮膚にピリピリとした違和感を抱えることがあります。


ヘルペスウィルスによる眼疾患の治療法

ヘルペスウィルスが原因での眼疾患の治療は、基本的に薬剤投与で行います。
抗ウィルス薬のゾヒラックスやアシクロビルでウィルスの増殖を抑制し、必要に応じて目薬やステロイド剤などで目を治療していきます。

治っても再発させないことが重要なので、常日頃から体調を整えておくことが大切です。
ストレスや疲れはためこまず、バランスの良い食事と規則正しい生活リズムで免疫力を上げ、再発を予防しましょう。

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