緑内障治療は 大阪府堺市の眼科 「皮ふ科 眼科 くめクリニック」
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緑内障とは

緑内障というと目が緑になると思っている方も多いようですが、そうではありません。
眼球には角膜と水晶体という透明の組織があります。透明ですから、そこには血管は存在しません。通常、ひとの体は栄養を血液から得ているのですがそれができないため、房水という液体から必要な栄養を得ています。この房水が過剰にたまってしまうと、角膜がむくみ、瞳が青っぽく見えることがあります。これが『あおそこひ』の由来です。これは閉塞隅角緑内障の急性発作時に起こるものです。

現在ではこのように急激に眼圧が上昇する閉塞隅角緑内障の発作は減少してきています。一方徐々に光に対する感度が落ちてくる、開放隅角緑内障、中でも眼圧は正常なのに視神経が障害されてくる正常眼圧緑内障が非常に多いと言われています。

緑内障の症状

視界の中に見えない場所や黒い点が出てくる、視野が狭くなる、うす暗くなるととても見にくいといったことが緑内障における代表的な症状となります。ただ、これらの症状が急激に出てくるわけではありません。緑内障は徐々に進行していきますので、かなり進行してからこの症状に気付くというケースが多くなっています。
緑内障の症状が進行していくと、視力の低下や失明に至る可能性もあります。

緑内障の原因

緑内障は、視神経が痛められることによって起こります。
なぜ視神経が痛められるのかというと、そこには眼圧というものが関係してきます。
眼圧が高くなっている状態のことを高眼圧と呼ぶのですが、この高眼圧によって視神経が痛められ、緑内障が起こると考えられています。
眼圧は先でも登場した房水というものに左右されることになります。眼球内の房水の流れが妨げられると房水でパンパンになり、高眼圧の状態になってしまうのです。

緑内障の検査

緑内障の検査にもいろいろなものがあります。
角膜に空気やセンサーを当てる眼圧検査、眼圧が高いと判明したときにその原因を調べる隅角検査、隅角の断面図を撮影する前眼部OCT検査、他にも眼底検査、網膜の断面図を撮影するOCT検査や視野検査(ハンフリー視野検査、ゴールドマン視野検査)といったものがあります。
緑内障の初期というのは自覚症状がありませんので、検査で緑内障かどうか、緑内障であるならどの程度進行しているのかを調べるのです。

緑内障の治療

緑内障は薬で眼圧をコントロールしていきます。薬による治療で眼圧が下がらない、緑内障の症状の進行が止まらないという場合には、手術治療をおこなっていくことがあります。
ただ、緑内障は手術治療をおこなって終わりという病気ではありません。
手術後も点眼治療や定期的な眼底検査や視野検査が必要になります。

長寿時代です。生きている間は見えていたいです。視神経は年齢とともに減少していきますが、寿命より1日でも長く視機能を保っていけるよう、超長期戦と向き合っていかねばなりません。

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